こんにちは!エコラボホームの高宗です。
今回は、ライフプランソフトを使って賃貸VS持ち家を企画してみました!
すると、驚愕の結果が出たんです!
住宅ローン以外の支出や、収入までも細かく設定すると、生涯で◯千万円も違うことが分かりました。
賃貸と持ち家ってどっちがお得なの?という記事をよく見かけますが、あれでは「どんな仕様の家をたてた場合なのか?」という部分が抜けてしまっているため、真実は分かりません。
この記事では、エコラボホーム仕様の家を建てた場合、どのくらいお得になるのか?という具体的な部分が分かるようになっています!
もし、
- 賃貸と持ち家はいくらの差があるのか?
- 老後はどっちがお得なのか?
- 持ち家を持つと、何を支払っていく必要があるのか?
どれか一つでも当てはまる方は、ぜひ最後までごらんください。賃貸と持ち家ってどっちがお得なの?という疑問を解決しています。
さて、前回は生涯、賃貸に住むと想定してプランを作成しましたね。
-
プロ仕様のライフプランソフトを使って、私のライフプランを作ってみた!
こんにちは、エコラボホームの高宗です。 今回は私の生活を例に、プロも愛用するライフプランソフトを使って、ライフプランニングを行ってみました! 年金はいくらもらえる予定なのか? このままいくと家計はどう ...
続きを見る
今回は、他の条件はそのままに、持ち家を買った場合はどうなるのか?をシュミレーションしています。
生涯、賃貸に住む場合
まず、賃貸の場合のキャッシュフロー表をおさらいしてみましょう。
写真じゃ見えづらいですが、子ども二人が家を出ていくまで、赤字続きという事が分かります。
子どもが自立してからは定年まで貯蓄を溜め込みますが、定年後の収入が少ないため貯蓄を切り崩す生活をしていますね。
85歳頃に貯蓄は完全に無くなってるので、そこから先は誰かに頼ることになるでしょう(笑)
(※私の理想の生活を入力して、その結果どうなるか?をシュミレーションしているので、個人差があります)
ちなみに、賃貸料は
①結婚までの住居費(5.2万円)、
②出産~子どもが出ていくまでの住居費(8万円)、
③夫婦ふたりになった期間の住居費(6万円)
という風に、生活ステージごとに分けています。
持ち家を買う場合
さて、先程のシュミレーションで、持ち家を持った場合はどうなるのでしょうか?
ここでは、他の条件を変えず、出産を機にエコラボホーム仕様の家を建てた場合でシュミレーションしてみました。
まずは、変更した点をみていきましょう。
持ち家の仕様
持ち家の仕様は、現在、城南町で建築中のT様邸をモデルに設定しています。
高品質✕低価格✕エコ な、エコラボホーム標準仕様のお家です。
間取りは3LDKですね。
広さは、土地→約38坪、建物→26坪になります。
持ち家情報を入力する
では早速、購入する持ち家情報を入力していきます。
[Q6住まい]の項目を選択して、[所有物件を追加]→[一戸建て]を選択します。
- 所有期間→30歳1月~生涯
- 建物→1875万円
- 土地→540万円
と入力しました。
次に保守設定を入力していきます。今回は一戸建てなので、管理費と修繕積立金は入力しません。
- 自主修繕費→25年毎に100万円と入力しました。
- 固定資産税(土地)→0.3万円/月
- 固定資産税(建物)→0.5万円/月
都市計画税は、固定資産税に含めて計算しています。
次にローン設定です。
- 借入額→2415万円
- 借り入れ年月→30歳1月
- 返済期間→35年間
- 金利→固定金利、当初10年は1.09%、それ以降1.34%
- 手数料→入力なし(今回は建物の金額1875万円に含めております)
- 団信→機構団信、金利に含む
- 住宅ローン減税→認定(長期優良住宅の)新築、特定取得
- 返済方式→元利金等方式
- 繰り上げ返済→なし
- ボーナス支払い→なし
と入力しています。[借り入れ年月]などは、あなたの状況に合わせて入力してくださいね!
次に保険設定です。火災保険を選んで入力していきます。
- 払込期間→30歳1月~生涯
- 保険料→月々2100円
最後に売電収入を入力します。2023年1月から20年間、、2万円の収入があると入力しています。(20年間は固定価格で買い取ってもらえるため)
20年後の入力欄がなかったので入力していませんが、20年後以降も発電はされます。
(※入力した数値は、すべてエコラボホーム仕様のものです。他の住宅の場合は数値が変わります。)
持ち家を買った場合のシュミレーション結果
入力が終わったので、シュミレーション実行ボタンを押して、キャッシュフロー表を出してみましょう。
出てきた結果がコチラです。
ぱっと見で分かる通り、あからさまに違う所は老後ですね!
生涯賃貸のパターンと比べて、老後に家賃がかからないため、死ぬまで資産がなくなっていません。
では、2つのキャッシュフロー図を比べてみましょう。
※ここからはFP-UNIVの有料会員(月額1000円)に登録しないと出来ませんでした.....無料で比較したい方はプリントアウトなどして比べてみてください!
青いグラフが持ち家の場合で、オレンジのグラフが賃貸の場合です。
赤いセンターラインよりも上がプラスで、下がマイナスの収支です。
(※どちらもマイナスの期間がありますが、それは他のライフプランを見直さないとダメなので、今回はスルーしましょう。)
コレを見ると、持ち家の方が全期間を通してプラスになっている事が分かりますね。
貯蓄残高も比べてみましょう
赤いセンターラインより上が、貯蓄ができている期間です。下は、負債(借金など)になっている部分になります。
賃貸と比べて、貯蓄が増えているし、減りが少ないことが分かりますね。
持ち家の場合でも貯蓄がマイナスになる時期がありますが、そこは他の支出を見直す必要がありそうです。
生涯でいくらの差が生まれるのか?
賃貸と持ち家を比べたときに、生涯でどのくらいの金額差があるのか?
こちらもFP-UNIVで出すことが可能です。(こちらも月額1000円の有料会員のみでした)
右が持ち家を買った場合です。
これを見ると、生涯で家に掛かるお金が3000万円も違う事がわかります!
住宅ローン減税も適用されて、税金も120万円ほど安くなっていますね。
賃貸VS持ち家の結果、なんと!「家が買えるほどの差がつく」という結果になりました。
ここでは入力していませんが、高気密・高断熱の住宅なので、電気代も安くなります。
それに、太陽光発電は20年目以降も発電を続けますから、もっと差は開くでしょう。
(※この他にも、生命保険の見直しなど、個人の状況によって細かい違いがあります。)
まとめ
賃貸VS持ち家のシュミレーションをしましたが、やはり、金銭的メリットは持ち家にあることが分かりましたね。
毎月の支出もですが、老後には特に大きな差が生まれていました。
でも、だからといって「持ち家をもちましょう!」と言いたいわけではないんです。
お得になるかどうかは、どんな家を建てるか?によって変わります。
家にお金をかけすぎたり、維持費が高くなったりする家では、お得にならない可能性もあるんですよね。
無駄な所にお金を掛けたくないという方は、この記事で入力した内容でシュミレーションしてみてくださいね。
自分じゃできない!という方はご相談ください。
では、この辺で失礼します。
ps.
役に立った!という方はシェアして頂くと、嬉しいです。