こんにちは、エコラボホームの高宗です。
今回は、新築住宅と中古住宅はどっちがお得なのか?について書いていきます。最後まで読めば、新築と中古の違いが分かり、どちらを買うか?迷う事がなくなるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んでいるならば、いつかはマイホームを持ちたいと思っている事でしょう。その中には、「中古住宅を買ってリフォームした方がお得なんじゃないの?」と考えている方も多いんじゃないでしょうか?
私もエコラボホームに入るまでは、「安い中古を買って、浮いたお金でリフォーム」なんて考えていました。でも、エコラボホームに入って家づくりを学ぶうちに、その考えは変わっていったのです。
確かに、土地を買って新築住宅を建てる場合と、土地付きの中古住宅を買う場合とでは、中古住宅の方が安く済みます。住宅購入費だけをみれば、中古住宅が断然お得の様です。
でもお金がかかるのは、住宅を購入する時だけじゃありませんでした、、、生活していくと、毎日の光熱費・屋根や外壁などの修繕費、保険料など、住宅ローン以外にもお金が掛かりますよね。
しかも、これらは住宅の性能に左右されるんです。購入時には見えなかったコストですが、住んでみると「家の性能が悪いとお金がかかる」という事が分かります。なので、見えなかったコストは、中古住宅の方が高くなってしまう事が多いのです。
例えば、光熱費。家庭で消費されるエネルギーの多くが、冬の暖房と給湯に使われてるって、知ってましたか?そして、消費されるエネルギー量は、住宅の断熱性能や設備の性能に大きく左右されます。
窓を良い物に変えるだけで、断熱性能はグンっと上がるんですが、、見た目じゃ分からないものにはお金を掛けたくないのでしょうか?断熱性能にこだわってリフォームされた住宅は、ほとんどありませんよね。
もし、中古住宅よりも、断熱性能にこだわった新築住宅を建てたら?
月々1万円の光熱費を節約できるとすると、、35年間で420万円もの金額になります。長期的に考えると、断熱性が低い家を買う事は、「お金を無駄にしている」という事がわかりますよね。
次は修繕費を例にしてみましょう。
形あるものは、いつかは壊れてしまいます。家も同じで、20年に1回くらいのペースで修繕が必要になるんですが、このぺースも、光熱費と同様で、住宅の性能に左右されます。
例えばこれは、エコラボホームで標準装備している外壁材です。
イニシャルコストとランニングコストの両方を考えた結果、この外壁材を使用しています。
もし、10年ごとに塗装が必要なものを使用していたら?再塗装は100万円ほどかかるので、40年で400万円かかる計算になります。
10年に1度100万円を払うのか、それとも20年に一度100万円を払うのかで金額が大きく変わってきますよね。
最後に、保険料を例にしてみましょう。
住宅をローンで家を購入する場合、必ず火災保険に入らなければいけません。そして、その火災保険ですが、さっきの二つと同様に家の性能に大きく左右されます。
燃えにくい性能を持った家は、火災保険料が安くすむのです。エコラボホームでは、省令準耐火構造という「火に強い家」を標準仕様にしています。
これは、木造なのに、軽量鉄骨で建てた家と同じ保険料が適用されるという、私たちには嬉しいものです。
でももし、中古で買った家が火に弱い仕様だったら?そうなると、火災保険料が2倍にもなってしまいます。火に強い家だと、10年間で20万円だったものが、40万円になってしまうのです。
この省令準耐火仕様ですが、平成22年から仕様が公開された「歴史の浅い工法」なので、中古住宅では採用されていない事が多いでしょう。
3つ例を書きましたが、中古住宅を買うときに、素人が判断するのは難しいですよね。「中古住宅の方が安く済む」って所だけを、見てしまう人も多いと思います。
でもお金がかかるのは、住宅を購入する時だけじゃないと分かりました!生活していくと、毎日の光熱費・屋根や外壁などの修繕費、保険料などなど、住宅ローン以外にもお金が掛かります。
もし、「中古住宅を買いたい」と考えている方は、見えないコストも意識してみてくださいね。